ダーちゃんの“Trans japan alps race”参戦記

トランスジャパンアルプスレース
2008年8月10日〜17日
早月川河口〜馬場島〜剱岳〜雄山〜薬師岳〜槍ヶ岳山荘〜上高地〜奈川渡ダム〜境峠〜薮原駅〜木曽駒高原スキー場〜木曽駒が岳〜空木岳〜菅の台〜中沢峠〜市野瀬〜仙丈ケ岳〜塩見岳〜茶臼小屋〜畑薙ダム〜富士見峠〜静岡駅〜大浜公園
ロード203.5km+山岳路225.5km=429km、山岳路総コースタイム161時間
エントリー:須田忠明(ゼッケン19)
ゴールタイム:7日10時間42分(出場20名中完走15名、第7位)

リンク
「日本横断山岳レース」オフィシャルブログ
TRANS JAPAN ALPS RACE HP



行動概要

1日目(8月10日)

行動20時間51分、ロード30km+コースタイム26時間、短縮率64.3%(山のみ)
早月川河口(ミラージュランド)0:00〜橋1:00〜10km 1:06〜上市分岐2:06〜伊折2:40〜センター3:00〜あと3kmの看板3:25〜馬場島3:57-4:08〜1400m地点5:30〜三角点6:25〜早月小屋7:18-7:28〜剱岳9:33-9:38〜剱山荘11:12-11:30〜別山分岐12:35〜富士の折立13:42〜大汝小屋13:50-13:58〜雄山14:11〜一ノ越14:36-14:49〜獅子岳15:58〜ザラ峠16:35〜五色が原山荘17:00-17:18〜鳶山17:41〜越中沢岳18:48〜スゴ乗越20:18〜スゴ乗越小屋20:51

2日目(8月11日)

2時起床、睡眠3時間半、行動20時間56分、コースタイム31時間10分、短縮率67.2%
スゴ乗越小屋2:49〜間山3:30〜北薬師岳4:35〜薬師岳5:11〜薬師小屋5:31-5:37〜薬師峠6:10-6:15〜太郎平小屋6:27-6:45〜北の俣岳7:47-7:55〜赤木岳8:10〜コル8:35-8:45〜黒部五郎岳分岐9:48-9:50〜黒部五郎小屋10:53-11:15〜三俣蓮華岳12:35〜双六小屋13:45-13:58〜樅沢岳14:26〜千丈乗越16:32〜槍ヶ岳山荘17:13-17:19〜左岸の道へ入る17:58〜ババ平19:08-19:10〜槍沢ロッジ19:33-19:55〜横尾21:00-21:03〜徳沢22:00-22:08〜河童橋23:40〜上高地23:45

3日目(8月12日)

1時30分起床、睡眠1時間30分、行動15時間28分、ロード66km
上高地2:00〜大正池ホテル2:26〜中の湯2:55〜坂巻温泉3:10〜チェーン脱着所3:30〜白骨温泉分岐3:45〜自販機3:50-4:07〜沢渡大橋4:28〜前川渡4:51-4:54〜奈川渡ダム5:32(仮眠1時間位)-7:20〜山彩館8:37-9:01〜分岐9:33〜そばや10:05-10:23〜境峠10:58〜自販機12:25〜スーパーマルト13:15-13:30〜薮原駅13:50〜伊那国道分岐14:35〜セブンイレブン15:13-15:40〜寺15:55〜木曽駒高原スキー場17:28

4日目(8月13日)

2時起床、睡眠7時間、行動20時間21分、コースタイム21時間15分+ロード26km、短縮率63.8%(山のみ)
木曽駒高原スキー場3:08〜渡渉点3:48-3:55〜力水(4.5合)4:28〜五合目4:48〜六合目5:09〜七合目小屋5:35-5:40〜八合目6:12〜玉窪小屋6:55〜木曽駒が岳7:20〜宝剣山荘7:45〜極楽平分岐8:18〜檜尾岳9:42-9:48〜熊沢岳10:40〜東川岳11:32〜木曽殿越11:48-12:04〜空木岳12:56〜駒峰ヒュッテ13:02-13:05〜池山小屋15:18-15:20〜駐車場15:57〜菅の台16:42-17:07〜すき家発18:11〜サークルK発18:37〜駒ヶ根駅18:46〜交差点19:25〜ゴルフ場分岐20:50〜中沢峠22:20〜市野瀬23:29

5日目(8月14日)

3時起床、睡眠3時間、行動13時間42分、コースタイム21時間10分(地蔵尾根を12時間と仮定)、短縮率64.7%
市野瀬4:29〜登山道入口5:10〜孝行猿5:26〜最後の林道より左の登山道へ6:25〜手前のコル7:30〜松峰小屋入口7:53-8:04〜2730mピーク10:25-10:42〜11:15-11:20分岐〜仙丈ケ岳11:28〜大仙丈ケ岳11:50-11:55〜冬平13:08〜伊那荒倉岳13:34〜高望池13:39〜横川岳14:33〜野呂川越14:52〜三峰岳17:16〜熊ノ平小屋18:11

6日目(8月15日)

0時起床、睡眠4時間30分、行動19時間27分、コースタイム27時間55分、短縮率69.7%
熊ノ平テント場0:58〜熊ノ平小屋1:01〜北荒川岳2:42〜分岐2:55〜蝙蝠尾根分岐4:00〜塩見岳東峰4:28-4:30〜西峰4:32〜塩見小屋5:04-5:32〜本谷山6:30〜三伏峠7:15-7:54〜烏帽子山8:24-8:34〜小河内岳9:20-9:30〜板屋岳10:45-10:55〜高山裏小屋11:31-11:36〜荒川前岳13:32-13:46〜荒川小屋14:26-14:53〜小赤石岳15:58-大倉尾根分岐16:02〜赤石岳16:17〜百間平17:10〜百間洞山の家17:44-18:15〜分岐18:52〜ピーク19:05〜ピーク19:43〜兎岳20:17〜兎岳避難小屋前20:25
就寝21時30分過ぎ

7日目(8月16日)〜8日目(8月17日)

0時起床、睡眠2時間半弱+昼寝1時間、行動33時間30分、
コースタイム15時間+ロード86km、短縮率67.6%(山のみ)
兎平避難小屋前1:12〜聖岳2:27〜小聖岳3:06〜薊畑3:50-4:08〜聖平小屋分岐4:21〜南岳5:39-5:47〜上河内岳分岐6:14〜茶臼岳分岐7:17〜茶臼小屋7:26-8:16〜横窪沢小屋9:07〜ウソッコ沢小屋9:47-9:52〜ヤレヤレ峠10:26〜大吊橋10:45〜畑薙第二ダム11:20-11:35〜白樺荘(昼寝1時間)12:29-14:28〜井川オートキャンプ場16:14-16:41〜井川本村17:45〜井川ダム18:34-19:20〜林道分岐20:50〜富士見峠21:40-22:35〜笠張峠22:57〜Casso横沢0:02-0:15〜横沢バス停13:15-2:03〜口坂本への分岐3:45-4:00〜玉機橋5:05〜サークルK6:56-7:50〜静岡駅10:00〜大浜公園10:42



A 行動記録(休憩、睡眠、生活…)
CP=チェックポイント

CP00早月川河口(ミラージュランド)◇8/10 0:00

最後尾からスタートと思ったが、途中から西岡さんと並走。5月に一度走っているので暗くても安心。

CP01馬場島◇8/10 3:57 4:08

岩瀬さんに追いつく。4時間30分を予定したが思ったより早い。その分疲れもある。

CP02剱岳◇8/10 9:33〜9:38

先に頂上に着いた岩瀬・加藤さん、すぐ後の西岡さんと記念撮影。渋滞がひどく30分ほどロス。

CP03立山(大汝山)◇8/10 13:50〜13:58

剱山荘でカレー、ジュース、ポカリを補給。剱沢から別山へ直接急坂を登り、別山をトラバースする。

CP04五色ケ原◇8/10 17:00〜17:18

五色が原小屋でカップラーメンを食べて出発。スゴ乗越からの上りが長く感じる。スゴ乗越小屋に20時51分着で泊まる。

CP05薬師岳◇8/11 5:11

睡眠3時間半ほどで2時起床、スゴ乗越小屋を2時49分発。α米1袋では腹が減る。

CP06太郎平小屋◇8/11 6:27〜6:45

太郎平小屋ではパン3個、ウイダーゼリー2個、野菜ジュース1缶、リポビタンD1本、ポテトチップ2個等で3700円を使う。急に元気になって、木道を走る。

CP07黒部五郎小舎◇8/11 10:53〜11:15

ご飯がないというのでジュースとポカリのみ補給し、トイレに寄って出発。

CP08双六小屋◇8/11 13:45〜13:58

小屋に着いて牛丼を食べ、携帯で現在地の連絡を試みて出発するまで13分しかかからなかった。多数の声援を受けたが、飯をかきこむ姿をさらすのみ。出発すると下りてくる星野さんが手を振る。

CP09槍ヶ岳山荘◇8/11 17:13〜17:19

千丈乗越の手前より雨となり、背中が痛くなる。すれ違った知人の声援を受けるが、レース中最も辛い箇所だった。山荘では暗くなる前に少しでも下りたかったので、靴下を絞ってすぐ出発した。

CP10上高地(河童橋)◇8/11 23:40

林道を歩いていると足首が痛くなりペースが落ちる。槍沢ロッジでカップラーメンとライスを補給。岩瀬、鈴木、湯川、星野さんと合流し一緒に上高地のバスターミナルに23時45分に到着。

CP11奈川渡ダム◇8/12 5:32〜7:20

1時間30分の睡眠で上高地を2時に出発。4時半頃から車の通行が多くなる。ダムで1時間ほど仮眠する。

CP12境峠◇8/12 10:58

仮眠後は鈴木さんと並走。山菜館で補給し、峠手前の蕎麦屋はジュースのみで先行。暑い!

CP13薮原駅◇8/12 13:50

暑いので道端の用水路の水やトイレで水を太腿などにかけると気持ちよい。寝る時間を確保したくて頑張る。

CP14木曽駒高原スキー場◇8/12 17:28〜3:08

到着すると誰もいない。デッキでツエルトを張る。夕方までに4人、深夜にも数人到着した。

CP15木曽駒ケ岳◇8/13 7:20

雨で出発を遅らせたので睡眠7時間。靴を脱いで渡渉し尾根に取り付く。

CP16空木岳◇8/13 12:56

皆より遅れて出発するが、宝剣山荘で食事している間に抜く。極楽平で写真を送る。空木岳からの下りで岩瀬・鈴木・星野さんに抜かれる。

CP17駒ヶ根高原(菅の台)◇8/13 16:42〜17:07

だいぶ差がついたと思ったが、岩瀬さんの姿を見て呼び止めてしまう。すき家とコンビニで補給。駒ヶ根駅18:46、中沢峠22:20、ほとんど歩く。

CP18市野瀬◇8/13 23:29〜4:29

デポを受け取り、0時に寝て3時に起き出発。昨年10月・12月に歩いており、飯島さんの赤テープもあったので地図を見ることもなく進む。

CP19仙丈ヶ岳◇8/14 11:28

市野瀬より水を2.5リットル背負い、ガスが出て地蔵尾根が涼しかったこともあり、小屋へ下りすぐに先へ進む。いいペースで仙丈ケ岳を通過するが、三峰岳の上りは疲れた。熊ノ平小屋に18:11着で泊まる。

CP20塩見岳◇8/15 4:28〜4:30

テント場を0:58に出発したら、ちょうど岩瀬・星野さんが出発する所。先行する鈴木・湯川さんを抜き進むが、北荒川岳のあたりは判り難い。

CP21三伏峠◇8/15 7:15〜7:54

塩見小屋でラーメンを食べ、三伏小屋でもラーメン+丼飯で補給。三伏小屋と烏帽子岳では携帯の感度が良い。

CP22荒川岳(前岳)◇8/15 13:32〜13:46

この辺はずっと岩瀬・星野さんと並走し、写真を撮る。荒川小屋でカレーを一緒に食べて先に出発。

CP23赤石岳◇8/15 16:17

元気に赤石岳を越え、百間洞着17時10分。唐揚丼を食べて先へ進み、兎岳避難小屋の前に20時25分着。

CP24聖岳◇8/16 2:27

2時間半寝て0時起床、1時12分に出発。月夜を登っていると赤石岳より下るヘッドランプが見えた。眠くて薊畑でメールを打っていたら携帯を落としたり、南岳では座って目を閉じたら方向感覚狂う。

CP25茶臼小屋◇8/16 7:26〜8:16

井川で食料が補給できる時間なので軽量化のためα米を作って食べ、ツエルトを干す。

CP26畑薙第一ダム◇8/16 11:20〜11:35

山を下りても、まだ少し走れる元気があるのが嬉しい。ダムで飯島さんに追いつく。白樺荘に12:29着、1時間昼寝して14:28出発。

CP27井川ダム◇8/16 18:34〜19:20

選手等から多くの声援を受け嬉しい。左太腿が痛むのでレモテープを張る。後で確認したら、ただの虫刺されだった。

CP28富士見峠◇8/16 21:40〜22:35

最後のα米を作って食べ、横沢ではお湯を沸かしてコーヒーを飲む。

CP29静岡駅◇8/17 10:00

足の裏が痛くなり走れなくなるが、コンビニで水を買って冷したらしばらく走れた。

CP30大浜海岸・大浜公園◇8/17 10:42

駅の手前で足に水をかけて冷したらまた走れるようになり、松林が近づくと興奮してペースが上がり、最後は階段をかけ上ってゴール。コーラでシャンパンファイト。

B レース中に感じたこと(感動、愉しみ、嬉しさ、哀しさ、辛さ、疲労…)

1 4、5日経過しても前後に人がいて、人間の持っている能力に大差はないと思った。
2 トレイルランニングの長距離版というより、登山の延長であり、軽装の縦走と思った。
3 他人を気にせずマイペースを貫こうと思っていたが、前後に人がいることの良し悪しはあった。

C 自慢の装備(創意と工夫;軽量コンパクト化…)

1 エマージェンシーツエルト"(ヘリテイジ)
 内フレーム付に改造、本体(張綱付)341g、内フレーム97g、ペグは不要。
2 安全ピン ロック機能付
 ヘッドランプの落下防止用として襟に止める。靴下乾燥にも利用。
3 マット サーマレストZシート
 本来用途は座布団。ザックを背中、マットを尻、足に小さく切った薄い銀マット、床はエマージェンシーシートで寝た。
4 ストック(ODBOX・GripWell)
 前半U.L.バランサーFoxTailで後半カーボン。後半は上りも下りもずっと使用。重さは大差ない(2本で279gと417g)。
5 帽子(マジックマウンテン)
 首筋の日焼け止め用のカバー付。夜間は取り外さず、時間を惜しんで中に巻き込んで被っていた。

D 快適なウエア

1 アームカバー(メーカー/SKINS)
 気温により調節が簡単。日中に付けていても暑くなく、日焼け防止にも効果あり。
2 Tシャツ(メーカー/waipoua・mizuno)
 ジッパー付が温度調節できてよい。前半ウール、後半ドライベクターと素材を変えた。
3 靴下(メーカー/Xソックス・スピード1)
 乾きがよく軽量。高価だがデポも含めて4足を用意した。

E 早くできて、おいしい食事(朝・夕食、行動食) サプリメント、他

1 ビタミン剤など
 ムサシNI等 ビタミンB,C,E、葉酸、MUSASHI NI等を毎日飲んだ、効果は不明。経験的には1週間程度は栄養を考えなくても大丈夫。
2 行動食
 ブドウ糖やパワーバーなどは飽きたので、せんべいなどしょっぱいものがあると良かった。
3 小屋の食事、缶詰
 自分の燃費の悪さと、食料を他に頼ることの多少の罪悪感と気楽さを感じた。

F 山での生活技術(休む、食べる、寝る…)

1 小屋や自販機では炭酸飲料ではなく体に良さそうなものをとった(ポカリ、野菜ジュース、オレンジジュース、牛乳等)。
2 α米と一緒にスープを飲んだり、最後のロードでコーヒーを沸かしたり出来てコンロが活躍した。
3 ツエルトをしっかり張って寝た。シュラフカバーとシーツを持参したが、疲れているのでいつも熟睡だった。

G 山での悪天時対応法

1 天候、宿泊可能場所、水場、エスケープルート等を考えて進むべきだが、何も考えない方が結果的には早い。
2 塩見岳周辺はガスと強風だったが、岩陰で休んだり、食べる事と足を止めず歩き続ける事を意識した。
3 第一関門の上高地9時は、雷雨で足止めされた場合は苦しいのでは?(無理して突っ込みそう)

H 体と心のケア

1 ディクトンを股と足に毎日塗った(足は日中も適宜)。
2 時折靴を脱いだり、靴下を代えた(特にロードでは2時間に1回程度)。
3 ふやけそうな気がして足を水で冷やさなかったが、最後のロードで足底筋をやられた。

I 疲れを残さない行動戦略

1 もう少し睡眠時間をとりたかったが、スピードが足らなかった
2 日中に眠気を感じたときは、座り込んで5分ほど目を閉じた(腕時計のアラームをかけて)。
3 試走のタイムを元にマイペースを心がけた。スピードが遅いので上りは極力休まない事、小屋では長居しない事を意識した(ラーメンは食べるのに時間がかかる)。

J ブログと情報伝達(レースのライブアップ…)

1 携帯の通話可能地点を事前に共有しておくと良かった。
2 友人・知人が楽しんでいたし、知名度も上がり、画期的な試みであった。
3 夜間人通りの少ないロードを走る部分が多く、伴走を禁止する現在のルールでは女性は危険。

K 市野瀬・デポポイント(スタッフ、デポ期間、デポ品・容量/重量…)

1 お世話になりました。参加者が増えた場合、現行の体制では無理があるので再考が必要と思います。
2 5kg以下とされたが、私は重量オーバーだった。小屋が少なく食料を多く持つので緩和願いたい。
3 今回のように返送に対応してもらうと助かるが、反面どこまでデポに頼っていいのかある意味疑問。

L 参加資格、選考基準…

1 今後は選考会で人数をふるい落とすようなことをするかどうか、議論しても良いと思う。
2 山の経験を重視すべきと思うが、明確な基準はない(書類では判らない)。
3 結局レースのタイムを基準にするしかないとも思うが、それが結果と直結はしないケースもある。

M 選考会A、B(期間、場所、内容…)

1 残雪の状況により主催年度のコースに影響が出るので、前年度を重視すべき。
2 参加者側の意識としてタイム以上にエスケープルートや宿泊可能地、水・食料の補給可能場所をチェックすべき。
3 宿泊を伴うコース設定が良いのでは?(土曜日昼集合で日曜日昼までとか)

N 運営側に要望すること

1 岩瀬さん個人がいろいろ取りまとめるのも限界があり、もし規模拡大を目指すのならば、事務局を置くべき。
2 ゼッケンをつけることに違和感は残る(声援を受けたり、違反の抑止力にはなるが、一企業のPR)。
3 自己責任の個人参加ではあるが、選考会に極力参加してもらうなど横の繋がりを強化願いたい。

O 次回開催へ向けて(開催年月日、期間、コース…)

1 剱岳での渋滞を避けるため、同じ8日間でもスタートの曜日をずらしたほうが良い。
2 コースを変えてしまうというのも、一案だと思う(上高地〜槍ヶ岳〜三俣蓮華岳〜白馬岳〜日本海など)。
3 安全確保のため、ペーサーをつけるということを考えても良い。

P さいごに…ひとこと

1 早い人は記録を目指すため、遅い人は完走するために睡眠時間を削り余裕がない状態になる。
2 そのため、気象条件が悪化した場合などには、近い将来必ず事故が起きると思う。
3 参加者側に相応の覚悟と周到な事前準備が求められる。
4 山の経験は山で泊まった数。軽量化も大事だが、重荷を背負う体力を身につけるのもひとつの方法。
5 本番よりも、試走時に一人でアプローチに車の運転をした方が眠くて危険だった。