南会津・七ヶ岳と只見雪まつり

2010年2月13日〜14日
L遠藤徹・渕上麻衣子
記:遠藤 徹

 世界的な降雪量を誇る雪国只見では「只見雪まつり」がこの時期毎年開催される。ガイジンさんも見に来るほどのメジャー?なこのイベントには、わらじの会員も楽しみに通っている。何よりも地元に移り住んだクマと恵子さんに厄介になれる気安さから、ここ数年はさまざまな人たちとの親睦を兼ねた行事のようになっている。今年もブナの佐野さんをはじめ恵子さんの旧い山の友人二人が参加した。雪で作られた会場のメインステージには、この年の厄男たちが半裸で登場し、祭りは盛り上がっていく。考えてみると羨ましいことだ。この祭りのために都会に出て暮らしている町出身者は、古里に帰ってくるのだ。かつての同級生と大騒ぎをするのだから、横浜生まれの私には羨ましい限りだ。
 13日の土曜日、岩永は単身只見に向ったが、私と麻衣ちゃんは今週もパウダー狙いで七ヶ岳に遊んでから只見へとつないだ。しかしながら残念なことに、前週に雨が降ったらしくお目当ての斜面では上載積雪がそのまま雪崩てしまい、とても快適な滑降は望めなかった。仕方なくスキー場から七ヶ岳を往復した。私には4度目の山頂だが麻衣ちゃんは初めての登頂だと喜んでいた。



写真左上から:雪まつり会場入口/雪まつり名物・熊汁/厄男衆がステージに勢ぞろい/おんべの火をバックに/冬空に花火が/クマんちで盛り上がる (山行の写真でなくてすみません)